ワールドランキング(2014年度 第11週)
PGAツアーシーズン第18戦目の舞台は、アメリカ東部フロリダ州の西部に位置するイニスブルックリゾート。今年から新しく冠スポンサーが変わり、名称が
「バルスパー選手権」となった大会を制したのはオーストラリア出身、42歳のジョン・センデン。3日目に7アンダー「64」で浮上したセンデンは最終日も
アンダーパーでまとめ通算7アンダーで優勝。2006年7月の「ジョンディアクラシック」以来となるツアー2勝目を挙げた。センデンは4月に行われる「マ
スターズ」の出場権を獲得すると共に、世界ランキングでは123位から60位に浮上した。
過去画像も満載! 石川遼のフォトギャラリー前
週世界ランク83位だった石川遼は5年振りに同大会で予選を通過したものの、3日目を終えて65位と低迷。しかし、最終日に3アンダー「68」とスコアを
戻し通算1オーバーで競技を終えた。最終順位は40人抜きの25位タイとなり、世界ランクポイント2.42点を獲得。石川は前週1.6759点から今週
1.6733点と平均ポイントは減ってしまったが、最新ランクは変動なく83位をキープしている。
「マスターズ」の出場権を持っていない石川にとっては、今週の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」、翌週の「バレロテキサスオープン」、そして
「マスターズ」直前の「シェル
ヒューストンオープン」のいずれかで優勝するか、または世界ランクの順位を第13週(4月3日)発表のランクで50位以内に上げることが招待への条件とな
る。
日本人として最上位、既に「マスターズ」の出場資格を持つ松山英樹は、前週の世界ゴルフ選手権「WGCキャディラック選手権」終了後に帰国。タンパの大会
で4位タイだったルーク・ドナルドが25位から21位に順位を上げた影響で1つ順位が下がり、松山の最新順位は23位に後退した。松山はこの後、「マス
ターズ」まで3週間は大会にエントリーせず調整を進める予定。
アジアンツアーはフィリピン開催の「ソレイルオープン」。強風が吹き荒れた最終日に「65」のベストスコアを出した川村昌弘が4位タイフィニッシュ。川村
の世界ランクは6ランクアップの191位。また、アジアンツアーの下部ツアーにあたるADTツアー(マレーシア)で、中里光之介が2打差の4位にフィニッ
シュとなり世界ランクポイントを獲得している(世界956位)。
また、「全米オープン」の最終予選が5月26日に奈良国際GC(36ホール競技)で行われる事になっているが、1次予選免除となる枠が前年度よりも拡大されている。
(1)本年度の第9週(3月3日付)と第16週(4月21日)時点での世界ランク500位以内
(2)2009年から2013年の過去5年間の年間最終順位400位以内が2回ランクイン
のいずれかを満たした選手が最終予選からエントリーができることになっている。
タオバオ
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
1位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
2位/アダム・スコット(オーストラリア)/出場せず オープンウィーク/変動なし
3位/ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)/出場せず オープンウィーク/変動なし
4位/ジェイソン・デイ(オーストラリア)/出場せず オープンウィーク/変動なし
5位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
6位/ジャスティン・ローズ(イングランド)/バルスパー選手権/1ランクアップ
7位/ロリー・マキロイ(北アイルランド)/出場せず オープンウィーク/1ランクダウン
8位/ダスティン・ジョンソン(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
9位/セルヒオ・ガルシア(スペイン)/1出場せず オープンウィーク/1ランクアップ
10位/ザック・ジョンソン(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/1ランクダウン